塾長紹介
設立趣旨
設立趣意書
日海塾概要



















輝かしい21世紀を迎えることになりました。

わが国は186898日元号を明治と改め、近代国家への道を進む事になりました。

考えますにそれまでの道のりは数々の困難と改革に対する情熱を持った一握りの青年達の手によって行われた事は言うまでもありません。

その中には日海塾塾長である吉本日海の郷里である長州(山口)の志士、吉田松陰・門下生の活躍は目を見張る物がありました。

歴史書に登場する久坂玄瑞、大村益次郎、伊藤俊輔(伊藤博文)等が活躍しましたが、高杉晋作の活躍は明治維新への道を突き進む原動力となった事は言うまでもありません。

明治維新から早い物で135年の歳月が流れ、元号は明治から大正、昭和、そして平成へと変わることになりました。

その間わが国は日清、日露、日中、第二次世界大戦と言われる戦争体験を経て数知れない犠牲の基に現在の地位を確立して参りました。

特に第二次世界大戦後の経済を中心とした目を見張るほどの急速な復興発展は敗戦国日本の底力を世界に認識させる大きな発展であり、今や世界第二位の経済大国にまで成長するほどになりました。

しかしながら、その経済発展を支えたのは敗戦国の屈辱に歯を食いしばって頑張り続けた団塊の世代の人達によって作られたことは間違いありません。

彼らが働き続けた当時の日本は全てが燃えておりました。

それは日本一、世界一、日本初、世界初の技術を競うように開発し、世界へと発信し続けました。

元々資源のない日本は優秀な技術や能力そして堅実な経営が幸いし、経済大国への道を歩んだ事は間違い有りません。

NHKの番組(プロジェクトX)を見るたびに小生と同年代の人達が日本国に貢献した努力の様子が昨日の事のようにが蘇って参ります。

小生も日本で初めて海上クルーズレストランを企画立案そして就航させました。

そうなのです。

1980年代の我々全ての日本人が燃えていたのです。

1990年から始まったバブル崩壊に伴う日本経済の低迷は我々が想像した事もないような事態へと進んで行きました。

多くの銀行や企業が閉鎖に追い込まれ、外国に売却される等、我々日本人民にとって屈辱的な事が続いています。

しかし、それに対して日本国家は国家の未来に開く長期展望を見出す事が出来ないばかりか場当たり的な政策を繰り返すに過ぎません。

今まで日本が行ってきた戦争は何の為に行ってきたのでしょうか。

天然資源に恵まれないわが国がその資源を求める為に止むを得ず行ってきた事は歴史が物語っております。

アメリカは100年先の国家戦略を基に長期展望を考え、進めております。

その様な中で日本は常に外国に翻弄され続ける政策を行っているだけです。

「ノー」と言える日本人、以前この事が海外に発信されたとき世界は日本を世界第二位の経済大国と同時に強大な国家としての認識を致しました。

しかし、その言葉はアメリカと言う超大国により消滅させられ、現在も海外の干渉により政策を変え続ける政府により日本国は運営され続けております。

郷里長州(山口)の高杉晋作は西洋列強による長州占領の折、大英帝国より下関市彦島の割譲を要求されました。

しかし、彼は体を張ってそれを阻止した為、我が郷土は香港の二の舞になる事無く、日本領土で現在に至ります。

敗戦国でありながら一日本国民の高杉晋作の取った行動は現在の日本国民はもう一度再認識する必要があるのではないでしょうか。

私たち日海塾はこのような観点から日本国の安泰と世界平和の為に21世紀に日本が世界をリードして行く人材を育てる為にもこの日海塾を立ちあげる事になりました。

そして日海塾長の下、宇宙から授かった天の声を基に人間とは何か。

宇宙、天、地、自然を追求すると同時に日本の「仁、儀、礼、智、信、和、敬、清、正」の基本的な理念を考察研究する事により日本国の21世紀に相応しい国家理念の構築とビジョンの探求を求める事により、日本国民全ての人達の期待に十分応え、そして納得される活動を積極的且つ恒常的に行っていく事を設立の趣意とするものである。

日海塾 塾長  吉 本 日 海